クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
修道院の壁に掲げられたキリスト像から、血が流れ出すという奇怪な事件が起こる。警視ニーマンスがパリから派遣され、十字架のキリストと同じ体勢で死体が壁に埋め込まれているのを発見する。生き埋めにされていた死体の名前がフィリップ・エザキダと判明。同じ頃、麻薬捜査を進めていた若手刑事レダの車の前に突然、キリストにそっくりな男が飛び込んでくる。大きな傷を負った正体不明の男は、教会の門の前で「主よ! お救い下さい! 奴らが…奴らが来る」と叫び気絶する。翌日レダが、無事病院に担ぎ込んだ男の様子を見に行くと、病室から黒いマントに身を包んだ不審な僧侶が出て来る。人間と思えない跳躍力で逃げる僧侶は、銃弾があたってもビクともしない。捜査上からトマ・デュレが浮かぶが、彼は既に殺害されていた。トマには11人の密教徒の仲間がいた。相次ぎ起こる殺人事件が“黙示録の天使たち”と名乗る黒いマントの男たちの仕業だということに行き着く。死体の傍に残された紋章から、被害者たちの名前と職業がキリストの12人の使徒のそれと一致していることに気づく。さらにその線上に、黙示録に記される“七つの封印”の謎が浮かび上がる。
- 公開日
- 2004年5月29日(土)
- 監督
- オリヴィエ・ダアン
- 脚本
- リュック・ベッソン
- 撮影
- アレックス・ラマルク
- 音楽
- コリン・タウンズ
- 製作年
- 2004
- 製作国
- 仏=伊=英
- 原題
- CRIMSON RIVERS 2: ANGELS OF THE APOCALYPSE
- 上映時間
- 97
- 配給会社
- アスミック・エース20世紀フォックス映画